Case取り組み事例

EneDrone - エネドローン

Case取り組み事例

送電線・鉄塔の点検

点検業務の効率化や作業者の安全性の向上を目的として、ドローンを活用した送電線や鉄塔の点検を行いました。

高解像度なカメラを用いてズーム撮影をすることにより、安全な距離を保ちながら設備表面の詳細状況を撮影できます。

送電線の弛度に合せた飛行経路を作成することで、自動飛行することも可能です。

ZenmuseH20Tの活用例

*1 H20T搭載時の飛行時間は最大約43分です。

1億画素高精細カメラによる空撮例
1億画素高精細カメラによる空撮例

自然災害・事故発生時の対応

自然災害や事故等の発生時に、被災状況確認および復旧作業のためにドローンを活用しました。

飛行場所や撮影対処に応じた機体を選定することで、適切に対応します。

(活用事例)
  • 被災状況の確認
    土砂崩れや雪害、落雷、接触事故等によって発生する設備の損傷状況を調査します。
  • 復旧作業
    被災して切断されてしまった送電線・通信線の敷設のために、ドローンに架線用のロープ(釣糸)をつけて飛行します。
離陸地点。ドローンに釣り糸をつけて飛行開始。作業員が釣り糸の張り度合いをコントロール。
離陸地点。ドローンに釣り糸をつけて飛行開始。作業員が釣り糸の張り度合いをコントロール。
約160m先の目的地に向かって釣り糸をつけたドローンを飛行。
約160m先の目的地に向かって釣り糸をつけたドローンを飛行。
着陸地点付近。
着陸地点付近。
一般国道186号の土砂崩れ災害現場
一般国道186号の土砂崩れ災害現場
ドローンに架線用のロープ(釣糸)をつけ、対岸まで飛行(飛行距離 約80m)
ローンに架線用のロープ(釣糸)をつけ、対岸まで飛行(飛行距離 約80m)
ドローン搭載カメラで撮影した上空からの災害現場
ドローン搭載カメラで撮影した上空からの災害現場

物資輸送

配送サービスにおける物資輸送

広島県・今治市国家戦略特区の活動において、ドローンを用いた物資輸送(配送サービス)の実証実験を行いました。

【実証実験の概要】

1. ドローンによる物資輸送

  • 離島・島嶼部、山間部などの地域における買い物の利便性向上施策として、ドローンを活用した物資輸送の実証

2. ドローン搭載カメラ画像の中継

  • ドローンに搭載したカメラ画像を、5GHz帯の画像伝送装置を使い、地上に高精度・遅延のない画像を伝送

実証実験当日、カメラにトラブルが生じ、画像の中継が一部途絶しましたが、飛行には影響なく、注文された品物を無事に届けることができました。

ドローンによる物資輸送
ドローンによる物資輸送
ドローン搭載カメラからの画像1
ドローン搭載カメラからの画像1
ドローン搭載カメラからの画像2
ドローン搭載カメラからの画像2
ドローン物資輸送(着陸)
ドローン物資輸送(着陸)

太陽光パネルの異常箇所の自動検出
(太陽光パネル点検支援システム)

赤外線サーモカメラを搭載したドローンで、太陽光パネルの保守点検業務を効率化する「太陽光パネル点検支援システム」を開発・販売しました。

ドローン搭載の赤外線サーモカメラで太陽光パネルを撮影し、画像データをパソコンに取り込むと、システムが解析処理を行い、太陽光発電所のパノラマ写真上にホットスポット等の異常箇所を赤く強調表示します。

これにより、どの場所のパネルに異常があるか一目瞭然で認識できます。

現場に持ち込んだパソコンでシステムは動き、当システムにクラウドは不要です。

解析時間は数10分程度です。

そのため、点検員はインターネットにつながらない環境においてもその場ですぐに異常箇所の確認・点検に着手できます。

太陽光パネル点検支援システムの特徴
その場で確認、すぐ点検その場で確認、すぐ点検
  • 出力7メガワット相当の解析が20分 現場で高速チェック
  • 異常箇所を自動で検出 見落とし防止
  • 点検箇所が一目瞭然 超俯瞰的視点