トピック

2019年度

当社著作「ドローンパイロットの基礎知識」改訂のお知らせ

2020年3月

アマゾン(amazon.co.jp)にて好評販売中の当社著作テキストである「ドローンパイロットの基礎知識」を、このたび改訂しました。

本書には、ドローンパイロットを目指す方が知っておくべき基礎的な知識であるドローンの仕組みから、関連法令、運用における注意事項などがわかりやすくまとめてあります。

今回の改訂内容は、令和元年に改正された航空法をはじめとする関連法令の改正内容の解説が中心となります。

これからドローンパイロットを目指す初心者の方々や、ドローンの業務活用を検討されている方々に最適な書籍です。
また、全国各地のドローンスクールで学習用教材としても活用いただいております。

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ドローンパイロットの[基礎知識]

ドローンによる電気設備点検実施、異常箇所発見で中国電力から感謝状受領

2020年3月

2020年3月下旬、当社ドローン事業担当は中国電力東広島電力所(現中国電力ネットワーク東広島ネットワークセンター鏡山事務所)より感謝状をいただきました。

中国電力東広島電力所からの依頼により、ドローンによる電気設備の空撮作業を行いました。
この際、撮影対象とは別に異常箇所を認め、即座に連絡。更なる詳細な空撮作業をすみやかに実施しました。
この一連の当社の対応が、電気事故の未然防止に貢献したとし、高い評価をいただきました。

今回いただいた表彰を励みとし、一層の技術力向上に邁進いたします。

感謝状をいただきました
感謝状をいただきました

「社会インフラテック2019」への出展

2019年12月

2019年12月4日(水)から12月6日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された「社会インフラテック2019」に出展しました。
当社はインフラ点検のスマート化をキーワードに、独自開発した2つのシステム(発錆領域検出と太陽光パネル点検支援)を展示しました。
ブース内では、スマホアプリで稼動する「発錆領域検出システム」を実演しました。当システムは、インフラ構造物を撮影した画像を元にさびの発生領域を自動で検出し、進行度合いを段階に応じて瞬時に色分け表示します。また、それぞれの進行度合いの割合をパーセントで表示します。これにより、従来は人の目や経験で判断していたものを定量的に判断できるようになります。
「インフラ点検の効率化につながる」、「スマホアプリは現場ですぐに手軽に確認できる」など、興味をもたれた自治体、事業者さまが多くいらっしゃいました。
最終日は出展者プレゼンテーションセミナーで、「ドローンの可能性を引き出すAI・画像解析技術のご紹介」と題して、当社の取組み内容を紹介しました。
開催期間中、多くのお客さまにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。盛況のうちに出展を終えることができましたことを、心より御礼申し上げます。

当社ブースの様子
当社ブースの様子
「発錆領域検出システム」スマホアプリでの実演
「発錆領域検出システム」スマホアプリでの実演
出展者プレゼンテーションセミナーの様子
出展者プレゼンテーションセミナーの様子

府中町と「災害時における無人航空機による調査活動に関する協定」の締結について

2019年10月

当社は府中町と2019年10月31日(木)に「災害時における無人航空機による調査活動に関する協定」を締結しました。
本協定の締結に際し、府中町役場において調印式を執り行いました。
本協定は、府中町で大規模な地震、風水害などの災害が発生した場合、府中町の出動要請依頼に基づき、円滑かつ適切な災害対応活動の支援を目的に、当社が無人航空機(ドローン)を活用した調査活動等を実施する内容となっております。

府中町長のご挨拶、当社社長の挨拶に続き、双方で協定書に署名を行いました。

当社社長の挨拶
当社社長の挨拶
協定書へ署名
協定書へ署名
記念撮影
記念撮影

調印式では、ドローンによる調査活動の模擬実演も行いました。
被災現場を府中町水分峡(みくまりきょう)森林公園付近に設定し、ドローンで撮影しているカメラ映像をテレビ会議システムを通じて調印式会場へ中継しました。
町長には、中継された映像を確認していただきながら、無線通信を介して適宜ドローンパイロットに撮影ポイントなどの指示を出していただきました。

調印式会場へ中継されたドローンカメラ画像
調印式会場へ中継されたドローンカメラ画像
ドローンパイロットへ指示を出される府中町長
ドローンパイロットへ指示を出される府中町長
調査に向けて飛び立つドローン
調査に向けて飛び立つドローン

模擬実演の後、府中町長から「ドローンを使って付近の状況を俯瞰して把握できたのでよかった。今後の災害対応に大いに役立てる。」と、手応えを感じられた感想をいただきました。
また、これに対して当社社長は「地域の復旧に役立てるひとつの形としてしっかり取り組みたい」と力強い言葉で応えました。

広島県・三原市共催「令和元年度総合防災訓練」への参加

2019年10月

10月6日(日)、広島県三原市の尾道糸崎港貝野地区において広島県と三原市が共同で開催された「令和元年度総合防災訓練」に参加しました。
近年の大規模災害を想定した防災訓練で、57機関、500人の参加に加え、陸上自衛隊、広島県警察などからヘリコプターが5機も参加した大規模な防災訓練となりました。

整列の様子整列の様子
整列の様子
ヘリコプターによる吊り上げ救助の様子
ヘリコプターによる吊り上げ救助の様子

当社は、①土砂災害対応訓練、②高層建物からの救出、③ライフライン応急対応の3つの訓練シーンに参加しました。
いずれも、ドローンを活用した空撮と、その空撮映像を災害対策本部へ送る役割りを担いました。
ヘリコプターと同じ空域を飛行させる場面は、普段の業務にはないもので緊張感を高めます。

①土砂災害対応訓練の様子
①土砂災害対応訓練の様子
②高層建物からの救出の様子
②高層建物からの救出の様子
③ライフライン応急対応の様子
③ライフライン応急対応の様子

災害対応時にドローンを使う利点は、空からの俯瞰的な情報が得られる点と、撮影ポイントを三次元で自由に変えることが出来る点です。
「①土砂災害対応訓練」においては、可視カメラと赤外線サーモカメラを適宜切り換えながら、復旧活動全体と局所的な救出活動の様子を撮影しました。
「②高層建物からの救出」においては、高層建物内に取り残された負傷者を救出する様子を高高度から定点撮影し、災害対策本部と現場指揮官との連携を支援しました。

①土砂災害対応訓練(可視カメラ)
①土砂災害対応訓練
(可視カメラ)
①土砂災害対応訓練(赤外線サーモカメラ)
①土砂災害対応訓練
(赤外線サーモカメラ)
②高層建物からの救出訓練(救助の様子をズームアップ)
②高層建物からの救出訓練
(救助の様子をズームアップ)

災害対応は訓練で終わることがベストですが、近年の局地的な大雨や超大型台風の来襲を考えると、もしもに備えて日頃からしっかり訓練しておくことが肝心です。
特に企業の枠を越えて他の機関・企業と連携した訓練が出来たことは、良い経験・財産になります。

我々は今後も引き続き、ドローンを活用した地域貢献に励みます。

展示会出展のお知らせ

2019年9月

当社ドローン事業は、以下の展示会へ出展を予定しております。

当社が独自開発した以下の2つのシステムを紹介します。

ぜひともご来場賜りますよう、お願い申し上げます。

さび発生領域検出システム
さび発生領域検出システム
太陽光パネル点検支援システム
太陽光パネル点検支援システム

株式会社skyer-west主催「ドローンスクール安芸高田校」開校式 開催協力

2019年9月

9月14日(土)、安芸高田市ウエストニュージーランド村ソーラーパークにおいて、株式会社skyer-westが運営する「ドローンスクール安芸高田校」の開校式が執り行なわれました。
株式会社skyer-westは、株式会社ウエストホールディングス(本社:広島市西区)と株式会社skyer(本社:鳥取県西伯郡大山町)が連係して設立された会社です。
「ドローンスクール安芸高田校」の特色は、ドローンの基本操縦技能修得にとどまらず、業務活用技能としてドローンを活用した太陽パネル点検業務を修得するための実証エリアを保有している点です。

この度の「ドローンスクール安芸高田校」の開校式では、エネコムが独自開発した太陽光パネル点検支援システムの実演や、ドローンを高高度まで上げた空撮業務のデモを実施し、開校式を大いに盛り上げました。

エネコムは引き続き、株式会社skyer-westならびにウエストグループと太陽光パネル点検支援システムを基にした協業を深めると共に、地方創生の一助となれるよう、ドローンの産業利活用に取組んでまいります。

当社取締役社長によるあいさつ
当社取締役社長によるあいさつ
開校記念撮影
開校記念撮影
ドローン飛行デモの様子
ドローン飛行デモの様子

「中四国G空間情報技術研究会 JDC技能検定会」開催協力

2019年9月

中四国G空間情報技術研究会主催で実施している会員向けドローンセミナー、この最終ステップである『JDC技能検定会』が開催されました。
当社はJDC認定ドローンスクールとして技能検定員を派遣し、開催に協力しました。
JDC技能検定を受検するためには、基本的な操縦技能を有し(10時間以上の操縦実績記録の提出)、安全運航管理に関する知識(JDC認定e-ラーニングの受講と認定テスト合格)が必要となります。
受検者の方は、事前に初心者向けセミナーを受講されており、また検定会当日までに相当な練習を積んでこられたようです。

検定会では技能検定員の前でひとりずつ演技項目を実演します。受講者からは、「技能検定員の前での実演は緊張し、思うように操縦できなかった。」、「思った以上に演技時間がかかった。」など感想をいただきました。
実演後、技能検定員から一人ひとりに、演技全般の総評やスティック操作など細かなアドバイスをしました。

今回の検定合格者へは、後日JDC「技能認定証」と携帯用「技能認定カード」を発行いたします。

当社では、ドローンパイロット資格取得を目指している方に向けて「JDC技能検定会」を開催しております。ご要望がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

飛行前安全確認
飛行前安全確認
実技演技の様子1
実技演技の様子1
実技演技の様子2
実技演技の様子2

「中四国G空間情報技術研究会 ドローン初心者向けセミナー」開催協力

2019年6月

4月に実施した中四国G空間情報技術研究会主催の『ドローン初心者向けセミナー』が好評につき、今回、2回目の開催となりました。当社は前回に引き続き、今回も講習会の開催に協力しました。
本セミナーは、初心者を対象とした学科講習と実技体験が1日で受講できる講習会です。
午前は学科で、ドローンに関する基礎知識や関係法令などを学びます。
午後は併設されている体育館内でドローンの操縦を体験していただきました。参加者全員がドローンの操縦が初めてということでしたが、プロポの持ち方や安全確認の手順と言った基本的事項の習得からはじめ、2種類の機体で10m間隔で四角形に配置された三角コーンを目標に左右前後斜めを自在に動かす基本的な操縦方法を習得されました。

当社では、企業や団体向けのドローン講習会の開催について、オーダーメイドで承ります。内容については、初心者向けや空撮・目視外飛行など業務訓練指導といったご要望に応じます。ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

「中四国G空間情報技術研究会 国土交通省飛行申請に関する重点セミナー」開催協力

2019年6月

前日の初心者向けセミナーに引き続いて、『国土交通省飛行申請に関する重点セミナー』と題するセミナーが開催されました。
当社は、このセミナーの企画段階から協力をさし上げ、当日の講師はもとより、教材の作成なども担当しました。
本セミナーでは、ドローンの飛行において国土交通省の許可・承認が必要となる場合に備えて、2017年4月から運用が開始されたオンライン申請の手順や気をつけるべきポイント、飛行実績の報告方法などを分かりやすく解説しました。
また午後は、今後、日本ドローンコンソーシアム(JDC 国土交通省ホームページ掲載の管理団体)が実施するドローン操縦技能認定の合格を目指す方を対象に、技能検定の実技演技の実演と解説を行い、各コートに分かれてドローンの操縦体験を行いました。
参加者からは、「JDC技能認定で合格するには高い操縦技術が必要で、練習が必要。」、「演技は難しいが、検定のためだけでなく実業務にも役立つため、練習を頑張りたい。」といった感想をたくさんいただきました。また、セミナーの内容にも大いに満足できたと高評価をいただきました。

当社では、初心者向けや業務向け操縦訓練の他にも、この様なセミナーの開催も可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。

午前 当社が独自に作成した教材を使った講義
午前 当社が独自に作成した教材を使った講義
午後 JDC技能検定の実技演技の実演と解説の様子
午後 JDC技能検定の実技演技の実演と解説の様子
午後 ドローン操縦体験の様子
午後 ドローン操縦体験の様子

中国電力総合防災訓練への参加

2019年6月

今年も中国電力総合防災訓練が開催されました。
2017年秋より中国電力と当社は災害等発生時にドローンによる災害等応急対策活動の基本契約を締結しており、今年も訓練の一環として参加しました。
訓練の中で当社は、被災の様子をドローンを使って空撮し、この空撮映像をリアルタイムで中国電力本社災害対策本部に伝送しました。

ドローンは、災害現場付近から離陸し、空から現場に接近、搭載するカメラで被災などの状況を俯瞰的に撮影できることから、被災状況の素早い把握と続く復旧計画の立案に寄与します。さらに今回は、空撮映像をテレビ会議システムを通じて遠隔地へ伝送することで、多拠点で大勢の関係者が被災状況を共有することができました。

今後もドローンをはじめとする最新技術を活用した提案を積極的に進めて参ります。

テレビ会議システムを使った映像配信の様子
テレビ会議システムを使った映像配信の様子
被災状況をドローンで空撮
被災状況をドローンで空撮
送電線に引っ掛かったシート(訓練)をドローンで空撮する様子
送電線に引っ掛かったシート(訓練)をドローンで空撮する様子

「中四国G空間情報技術研究会向け ドローン初心者向けセミナー」開催協力

2019年4月

4月17日(水)岡山市内にて、中四国G空間情報技術研究会主催で、ドローン初心者向けセミナーが開催されました。
本セミナーは、初心者向けの学科講習と実技体験の両方が受講できる1日講習会です。
午前は学科で、当社製作テキスト「ドローンパイロットの基礎知識」を元にドローンを安全に飛行させるための基礎知識と法令について講義を行いました。
午後は、併設された体育館施設でドローン操縦体験を行いました。
操縦が初めての方へプロポの持ち方や基本操縦姿勢のレクチャーを行い、当社実技体験メニューに沿ってPhantom 4 ProおよびMavic Air、Mavic 2 Zoomの3機種を体験していただきました。
参加者からは、実際に操縦すると難しいことが体感できた等の感想をいただき、講習会の内容について大いに満足できたと高評価をいただきました。

当社では、企業や団体向けのドローン講習会(初心者向け、業務訓練指導など)の開催について、オーダーメイドで承ります。
ご相談がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

午前 テキストをベースに講義
午前 テキストをベースに講義
午後 ドローン操縦体験の様子1
午後 ドローン操縦体験の様子1
午後 ドローン操縦体験の様子2
午後 ドローン操縦体験の様子2

「中四国G空間情報技術研究会向け スキルアップセミナー」講演

2019年4月

4月16日(火)岡山市内にて、中四国G空間情報技術研究会主催で、スキルアップセミナーが開催されました。
本セミナーでは、当社および5社の会員企業様が、昨年7月に発生した西日本豪雨災害におけるドローンでの対応事例を紹介しました。
当社は、「ドローンによる災害対応 現場での使い方」と題して、現場の映像紹介のほか、現場におけるヒヤリハットや注意事項などを含めた経験談を中心にお話ししました。また現在当社が力を入れている、画像の自動解析事例の紹介も行いました。

セミナー定員30名を大きく上回る50名もの申し込みがありました。
ご聴講くださいました皆さまに厚く御礼申し上げます。

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